社会福祉法人コスモスがめざすもの

国民の権利としての、社会福祉の進歩を築きます。
社会福祉の公的責任と市民の共同性を追求します。

お問合せ

 072-288-1055
 072-287-1167
 メールはこちら

入札情報

ただいま入札情報はございません。

障害福祉事業 新着情報

2023.05.23
えると
あいふぁいるセミナー
2023.05.02
東部
こいのぼりとつばめさん
2023.03.15
支援おおはま
✿卒業おめでとう✿
2023.03.07
かたくら
春の便り
2023.01.17
支援おおはま
あい・ふぁいるセミナーのご案内

保育関連事業 新着情報

理事長のつぶやき

大阪の中の堺の町

2023.05.12

最近、若者がかかわる事件や事故が増えている。生まれながらに狂暴凶悪な人間はいないだろう。経済大国日本で6人に一人、子ども7人に一人、ひとり親家庭2人に一人が貧困とある。年間所得127万円以下を相対的貧困と表す。事件の背景に貧困問題は無いのだろうか。

 

 貧困からの回復は、お金さえあれば良いのではなく、貧困によってもたらされた「こころ」の回復の方が大切と聞いた。自己責任だと切り捨てられ居場所を追われた人たちに、あなたは大切な存在なんだと伝えたい、そして自分の居場所・安心して身を置ける社会をつくりたい。

 

今進められているカジノはどんな社会をつくるのか。依存症に陥ることを国も大阪府も公然と認めながら進めようとしている。依存症は社会の構造がそこへ導いていく仕組みであることが問題があり、自己責任ではない。依存症は医療や福祉無しではその生命も危うくなるばかりか家族や近しい人達をも不幸に導く。依存症になるのは自分の意志が弱いからじゃないの?やめようと思えば止められるのにそうしないから自業自得。・自己責任でしょ!と思われているならご自身で調べてほしい。

行政主導の施策の弊害を自己責任にすり替えるなど福祉にかかわる者として断じて許せることではない。依存症の原因をつくらなければ問題は起きないということだ。

 

 堺からもカジノに通えるように船を出す?とか。大阪の中の堺の町をどんな町にしていくのか。何を大切にしていくのか。よ~く考えて行こう。

 コロナウイルス感染症対策も終息したわけではなく、毎日不安を抱えながら仕事を頑張っている職員関係者が大勢いる。

 カジノより命と暮らしを大切にする堺市であってほしい。

来る6月4日は堺市長選挙投票日です。

社会福祉法人コスモス

理事長 墨 光子