保育関連事業 新着情報
ひとりでできるよ!
2018-09-21
入園からはや半年がたちました。
建て替えのためにこれまで過ごしてきたお部屋からのお引越しもあったけれど、
こどもたちは落ち着いて生活をしています。
1歳のこどもたちは、これまでと生活様式が少し変わりますが、
今までつけてきた力をお引越し後も発揮しています。
トイレだって、手洗い場だってみ~んな変わってしまったのに、
定着したリズムや、生活スタイルは環境が変わっても身についています。
手洗いの蛇口は「ひねる」タイプにこだわっています。
大人たちの生活スタイルが変わり、今はどこでもセンサーで水や風が出てくるものが多くなり、
生活の中でよほど気を付けていないないと経験の機会をうしなってしまうようなことが増えています。
例えばこの蛇口のように「ひねる」とか、他には「結ぶ」「歩く」というようなことです。
保育園ではそういう経験を生活の中で身につけていける大事な場所だと思っています。
取り除くことで守れるものもありますが、本当に必要ないのかどうか、よく考えていかないといけませんね。
1歳児~2歳児クラスでは「シンボルマーク」が一人ひとりにあって、
自分のマークを認識して場所を覚えていきます。
お外から帰ってきたら、自分の帽子を所定の場所に片付けたり、
外遊びから帰ってきたあとや、トイレのあとに手を洗ったら、たくさんあるタオルの中から
自分のマークの場所にかけてあるタオルを見つけて手を拭いています。
私たちが毎朝、顔を洗い、歯磨きをしないと気持ち悪いように、
毎日繰り返すことでこどもたちは生活を身につけていくのです。