去る7月15日、「結いの里」そしてひまわりボランティアさんが毎月開催してきた「昼食会」のはじまりを、職員で学びあおうという会を開催しました。

題して「結いの里の歴史を語ろう会」です。

　ひまわりボランティアグループからは3名の方がお越しくださり、13人の職員がともに参加し、始まりを学びあいました。昔の懐かしい写真を見ながら、和やかな雰囲気で会は進行していきました。

　結いの里は2000年、介護保険制度の始まりとともに開設しました。そこに至るまで住民運動の経緯を石井副施設長から語ってもらいました。介護保険制度がない時代から、高齢者に入浴支援や配食サービスをボランティアで行うなか、地域の方の「住み慣れた家で、暮らし続けたい」という切実な思いが集まってできたのが結いの里です。　

　その後、ひまわりボランティアの代表の方から、昼食会のはじまりや,

長年活動を続けてこられたやりがいなどをたくさんお話いただきました。

　歴史を聞いていると、当時の方々の「住み慣れた地域で安心して暮らし続けたい」という思いが受け継がれてきたことを強く感じました。

　始まりにかかわった方の想い、「地域のために何ができるか」という思いを、私たちも受け継いでいかなければならないと感じた会でした。