高齢者福祉事業 新着情報
結いの里ボランティアグループひまわり班のご紹介
2021-09-23
さて、今回は、結いの里ボランティアグループひまわり班の活動を紹介します。
「この地域で一人ぼっちのお年寄りをなくしたい」その思いで、毎月第3日曜日に、結いの里で「昼食会」を開かれています。この日は結いの里の職員もボランティアの一員として参加しています。
毎回、旬のものを使った美味しい昼食がボランティアさんの手によって作られています。
結いの里は2000年に開所しましたが、昼食会はその1年前からボランティアの自宅を開放して始まりました。当初は、参加者も少なかったそうですが、場所を結いの里に変え、チラシを配ったり電話をかけたり、地域の商店にチラシを置かせていただくなど様々な工夫を積み重ねていく中、大雨の日にもかかわらず24人もの方が来てくださいました。その後も長年続けられ、今では平均30人の参加があり、昼食会が地域で定着しています。
長く続けられる秘訣を伺うと、来てくださった方の「ご飯おいしかった!」「また来るわ」といった声や笑顔があることや、昼食会にかかわることで、来てくださる方やボランティア同士、そして職員を含めた輪が広がること、様々なことを学べるのだと教えてくださいました。
残念ながら、現在は、新型コロナウイルスの感染拡大で、休会せざるを得ない状況が続いています。
「一人ぼっちのお年寄りをなくしたい」この思いは、どんな状況になっても持ち続けていきたい大切な「精神」だと感じています。コロナ禍で、以前と全く同じようにできなくても、工夫を共に考えながら、再開に向けて前に進んでいきたいと思います。